[ワシントン 16日 ロイター] - 米労働省が16日に発表した2月の輸入物価指数は前年同月比で1.1%下落した。前年同月比での下げは2020年12月以降で初めて。燃料費の下落が食料品、資本財、消費財の価格上昇を相殺した。
2月の前月比は0.1%下落。1月は0.4%下落だった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は、関税を除く輸入価格で0.2%下落だった。
燃料価格が1月と同じく4.9%下落。ガソリン価格が1.5%上昇する一方、天然ガス価格が55.6%急減した。
食料品は1.3%上昇。燃料と食料を除くコア輸入物価は0.3%上昇。1月は0.1%上昇していた。
資本財は0.3%上昇。自動車を除く消費財は0.6%上昇した。
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