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UPDATE 2-米消費者物価、5月は前月比-0.1% 3カ月連続マイナス

* tmsnrt.rs/1N6BwRs

* 5月の米消費者物価総合指数は前月比-0.1%(予想:変わらず)=労働省

* 5月の米消費者物価総合指数は前年比+0.1%(予想:+0.2%)=労働省

* 5月の米消費者物価コア指数は前月比-0.1%(予想:変わらず)=労働省

* 5月の米消費者物価コア指数は前年比+1.2%(予想:+1.3%)=労働省

* 5月の米実質所得、前月比+0.5%=労働省 (情報を追加しました)

[ワシントン 10日 ロイター] - 米労働省が10日発表した5月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.1%下落した。下落は3カ月連続。新型コロナウイルス感染拡大で引き起こされた景気後退(リセッション)により需要が引き続き抑制されていることが示された。

4月は0.8%下落と、2008年12月以来の大幅な下落を記録した。

5月は前年比で0.1%上昇。伸び率は4月の0.3%上昇から鈍化し、15年9月以降で最低だった。

エコノミスト予想は前月比が横ばい、前年比が0.2%上昇だった。

労働省によると、新型コロナ流行の影響により、3月16日以降は店舗内のデータを収集できない状況が続いており、5月も一時的な事業閉鎖などを受け利用できないデータが増加。通常よりも少ないデータに基づいているとし、5月は一部のデータが公表されなかった。

新型ウイルスの感染抑制策の緩和を受け経済活動は徐々に再開されているため、米経済がデフレに陥る公算は小さい。ただ今回の統計で、ディスインフレ傾向が当面は継続する可能性が示唆された。

TDセキュリティーズの首席米国マクロストラテジスト、ジム・オサリバン氏は「コロナ危機の結果、スラック(需給の緩み)の純増を反映し、インフレが低調な状態は続くと予想している」とし、「連邦準備理事会(FRB)当局者にとってインフレトレンドは以前から低すぎる水準にあった。FRBは今回の連邦公開市場委員会(FOMC)でハト派的なシグナルを送るだろう」と述べた。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.1%下落。4月は0.4%下落と統計を開始した1957年以降で最大の落ち込みだった。コア指数は3月に10年1月以降で初めて下落に転じた。コア指数が3カ月連続で下落したのは初めて。

コア指数の前年比は1.2%上昇。伸び率は11年3月以降で最低だった。4月は1.4%上昇していた。

FRBが物価の目安としているコア個人消費支出(PCE)価格指数は4月に前年比1.0%上昇と、10年12月以降で最低の伸びだった。5月のコアPCE価格指数は今月下旬に発表される。

JPモルガン(ニューヨーク)のエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は「経済が弱体化していることでインフレに対する下向き圧力は当面は継続する。コア指数は向こう数カ月軟調な状態が続くと予想している」と述べた。

5月はガソリン価格が3.5%下落。4月は20.6%下落していた。

食品価格は0.7%上昇。4月は1.5%上昇していた。家庭で消費される食品の価格は1.0%上昇。4月は2.6%上昇していた。

食肉処理施設で新型ウイルス感染が拡大したことによる供給減を反映し、牛肉価格は10.8%と過去最大の上昇率を記録。酪農製品、果物、野菜の価格も上昇した。

航空運賃は4.9%下落、中古車・トラック価格は0.4%下落した。ホテルなどの宿泊料金は1.8%下落。4月は8.1%下落していた。

一方、家賃は0.3%上昇。医療保険費が0.5%上昇したほか、 家具、新車、アルコール飲料、教育などの価格も上昇した。

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