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米卸売物価、5月は0.4%上昇 食肉価格高が押し上げ

米労働省が11日発表した5月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.4%上昇した。食肉価格の上昇が主な押し上げ要因となった。テキサス州ウェブスターで5月撮影(2019年 ロイター/ADREES LATIF)

[ワシントン 11日 ロイター] - 米労働省が11日発表した5月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.4%上昇した。食肉価格の上昇が主な押し上げ要因となり、予想の0.1%を上回って上昇。ただ、卸売物価の基調的なトレンドはなお低調となっている。

4月は1.3%下落し、2009年12月以降で最大の下落率を記録していた。5月は前年比では0.8%下落。エコノミスト予想の1.2%ほどは下落しなかった。4月は1.2%と、15年11月以来の大幅下落となっていた。

変動の激しい食品、エネルギー、貿易サービスを除いたコア指数は0.1%上昇。4月は0.9%下落し、13年9月以降で最大の下落となっていた。コア指数は前年比では0.4%下落。13年8月以来最大の下落となった。

連邦準備理事会(FRB)が物価の目安としているコア個人消費支出(PCE)価格指数は4月に前年比1.0%上昇と、10年12月以降で最低の伸びだった。5月のコアPCE価格指数は今月下旬に発表される。

5月は食品が6.0%上昇。食肉価格が40.4%上昇したことで押し上げられ、モノの価格上昇(1.6%)の約3分の2に相当した。

FHNフィナンシャルのチーフエコノミスト、クリス・ロー氏は「食品価格の上昇は懸念要因だ。新型コロナに関連する生産面の問題を反映しており、経済に波及するまで数カ月かかる可能性がある」と指摘。今後数カ月は物価上昇が続くかもしれないと述べた。

エネルギーは4.5%上昇。4月は19.0%下落していた。ガソリンは43.9%上昇と、前月の56.6%下落から大きく反転した。

サービスは0.2%下落。輸送・倉庫サービスは1.5%上昇した。医療保険サービスは0.5%上昇。ポートフォリオ管理は3.9%上昇し、4月の12.0%下落から反転した。医療保険サービスとポートフォリオ管理はコアPCE価格指数の算出に利用される。

*内容を追加しました。

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