for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

米4月卸売在庫0.8%増、繰越需要への対応で 速報値と一致

[ワシントン 9日 ロイター] - 米商務省が9日に発表した4月の卸売在庫は前月比0.8%増と、速報値と一致した。ペントアップ・ディマンド(繰り越し需要)に対応するために企業が在庫を積み増した。ただ、供給上の制約により現在の在庫回復ペースが維持できなくなる可能性がある。市場予想は0.8%増だった。

3月の卸売在庫は1.2%増。4月の前年同月比は5.2%増だった。

ムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、マット・コーリャー氏は「在庫の増加にはダウンサイド・リスクがある」と指摘。サプライチェーン(供給網)の混乱がさらに大きな問題となり、在庫積み増しの弊害になりかねないと述べた。

卸売在庫の国内総生産(GDP)算出に用いられる項目は4月に0.8%増加した。

4月は自動車の卸売在庫が前月比で増加したものの、前年同月比では3.3%減少。コンピュータ機器の在庫は1.1%減少した。

卸売売上高は前月比0.8%増。3月は4.3%増だった。4月の売り上げペースで在庫が全てはけるのに必要な期間は1.22カ月。前月も1.22カ月で、2014年9月移行で最短だった。

アクション・エコノミクスのチーフエコノミスト、マイク・イングランド氏は「サプライチェーンの混乱、半導体不足、コモディティー価格の上昇下での在庫の制約に加え、経済再開に伴う旺盛な需要を反映している」と述べた。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up