[ワシントン 4日 ロイター] - 米労働省が4日に発表した11月の雇用動態調査(JOLTS)は、自発的な離職件数が前月比37万件増の452万7000と過去最高を更新した。
離職件数の増加は宿泊・飲食サービス業が主導したほか、医療・社会福祉分野や運輸・倉庫・公共事業分野でも大幅に増加。地域別では4地域全てで増加した。
求人件数は1056万2000人と前月比52万9000人減少したものの依然として高水準。ロイターがまとめたエコノミスト予想は1170万5000件だった。宿泊・飲食サービス業、建設業、非耐久財製造業で大きく減少した。
採用件数は669万7000人でほぼ変わらずだった。
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