[16日 ロイター] - ウォール街(米金融街)のアナリストは、シリコンバレー銀行の破綻を受けた米国の中小銀行危機が低迷する経済をさらに減速させる可能性があり、今年のリセッション(景気後退)入り確率を高めていると指摘した。
JPモルガンは、中堅銀行の融資の伸び鈍化が今後1年以上にかけてGDP(国内総生産)の水準を0.5─1%ポイント押し下げる可能性があるとした。
ゴールドマン・サックスは米経済が今後1年内にリセッション入りする確率は35%との見方を示し、従来予想から10%ポイント引き上げた。
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