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米1月鉱工業生産、製造業が緩やかに上昇

[ワシントン 16日 ロイター]- - 米連邦準備理事会(FRB)が16日に発表した1月の鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が前月より0.2%上昇した。昨年12月は0.1%低下していた。今年1月の市場予想は0.3%上昇だった。

米連邦準備理事会(FRB)が16日に発表した1月の鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が前月より0.2%上昇した。2018年4月撮影(2022年 ロイター/Timothy Aeppel)

世界的な半導体不足が続く中、自動車生産が2カ月連続で減少したものの、製造業は1月に緩やかな増加を示した。

前年同月比は2.5%上昇した。

原材料不足は、自動車産業に加え、製造業の他の分野にも及んでいる。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により、消費はサービスからモノへとシフトした。新型コロナの影響で工場現場やサプライチェーン(供給網)上でも労働者が非常に不足している中、製造業は対応に苦慮している。

米経済の11.9%を占める製造業は、モノの需要が堅調に推移する中、依然低い企業在庫が支えとなっている。

1月は自動車・同部品が0.9%低下。昨年12月は0.4%低下していた。今年1月の自動車を除く製造業は0.3%上昇した。

1月の全体の鉱工業生産指数は1.4%上がった。電力・ガスの公益事業が9.9%と記録的な上昇だったことと、製造業の上昇が押し上げた。昨年12月は0.1%低下していた。

今年1月に多くの地域で気温が低下し、公益事業の需要が増加したのが要因。

鉱業の生産指数は1.0%上昇し、石油・ガス掘削は6.2%上がった。

企業がどれだけ資源を活用しているかを示す稼働率は、製造業が1月に77.3%となり、前月から0.1%ポイント上昇。パンデミック前の水準を1.8%ポイント上回ったが、長期平均を0.8%ポイント下回っている。

1月の全体の設備稼働率は77.6%と、前月から1.0%ポイント上昇した。ただ、1972─2021年平均を1.9%ポイント下回っている。

FRB当局者は、経済のスラック(需給の緩み)を見極める指標として稼働率に注目している。

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