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米ISM製造業景気指数、8月は52.8と横ばい 物価上昇圧力が緩和

米供給管理協会(ISM)が発表した8月の製造業景気指数は52.8と、7月から横ばい。2018年4月、ウィスコンシン州で撮影(2022年 ロイター/Timothy Aeppel/File Photo)

[ワシントン 1日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が1日に発表した8月の製造業景気指数は52.8と、7月から横ばいだった。雇用と新規受注が回復する中で堅調に推移した。物価上昇圧力が一段と緩和し、インフレがピークを越えた可能性が高いとの見方が強まった。

50を超える数値は、米経済の11.9%を占める製造業の拡大を示している。

市場予想は52.0への低下だった。消費がサービスにシフトし、金利が急上昇して景気後退のリスクが高まる中で景況感が減退しているにもかかわらず、製造業は回復力を示している。

先行指標となる新規受注指数は51.3と7月の48.0から上がり、3か月ぶりに上昇。受注残が増え、活況が当面続くことを示唆している。

サプライチェーン(供給網)は徐々に改善している。供給業者の納入を示す指数は55.1となり、7月の55.2から低下した。50を上回ると納入に時間がかかっていることを示す。

仕入れ価格指数は52.5となり、2020年6月以来の低水準。7月は60.0だった。コモディティー(商品)価格の急落が全体を押し下げた。

雇用指数は54.2と、5カ月ぶりの高水準になった。7月は49.9だった。

6業種のうち、機械、輸送機器、コンピュータ・電子機器を含む5業種で中程度から強度の伸びを示した。コンピュータ・電子機器メーカーは「顧客からの需要は依然として強い」としたほか、 輸送機器メーカーは「好調な販売が続いている」と指摘。

ネイションワイド(オハイオ州)のエコノミスト、スコット・マレー氏は「恐れられていたリセッション(景気後退)は差し迫っていない」との見方を示した。

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