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米鉱工業生産、1月は1.0%上昇 半導体不足でも底堅く

米連邦準備理事会(FRB)が17日に発表した1月の鉱工業生産統計は、半導体の不足により自動車生産が低迷したにもかかわらず製造業生産指数が1.0%上昇し、予想の0.7%上昇を上回った。テネシー州スプリングヒルで2019年8月撮影(2021年 ロイター/HARRISON MCCLARY)

[ワシントン 17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が17日に発表した1月の鉱工業生産統計は、半導体の不足により自動車生産が低迷したにもかかわらず製造業生産指数が1.0%上昇し、予想の0.7%上昇を上回った。製造業の回復の底堅さを示した。

2020年12月の製造業生産指数は0.9%上昇だった。1月で9カ月連続のプラスになった。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により自宅で過ごす時間が増える中、需要が旅行や宿泊などのサービスから家庭用品に移行し、米経済の1割強を占める製造業を後押ししている。

ただ、勢いは春に鈍化する可能性がある。多くの人が新型コロナワクチンを接種することで感染拡大が抑えられ、抑えられてきた旅行需要が戻ってくるとみられるためだ。

1月は自動車・同部品が0.7%低下。半導体不足が自動車生産を抑制している。自動車・同部品は12月に0.2%低下していた。自動車を除く製造業は1月に1.0%上昇した。

鉱工業生産統計のうち、鉱業は2.3%上昇した。一方、公益事業は1.2%低下。全体の鉱工業生産指数は0.9%上昇だった。12月は1.3%上昇していた。鉱工業生産は依然としてパンデミック前の水準を下回っている。

企業がどれだけ資源をフル活用しているかを示す稼働率は、製造業が0.7%ポイント上昇の74.6%だった。全体の稼働率は0.7%ポイント上昇の75.6%。1972─2019年の平均を4.0%ポイント下回っている。

FRB当局者は、経済のスラック(需給の緩み)を見る指標として稼働率に注目している。

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