September 12, 2019 / 11:57 PM / 9 days ago

米、50年債がうまく行けば100年債も発行する可能性=財務長官

 9月12日、ムニューシン米財務長官は、期間50年の国債が問題なく発行できれば、100年債の発行に踏み切る可能性があると指摘した。同日、ホワイトハウスで撮影(2019年 ロイター/Sarah Silbiger)

[ワシントン 12日 ロイター] - ムニューシン米財務長官は12日、期間50年の国債が問題なく発行できれば、100年債の発行に踏み切る可能性があると指摘した。22兆ドルに上る債務を抱えているリスクを軽減し、低金利で一段と長期の借り入れを可能にする狙いがある。

同氏はニューヨーク・タイムズ・ディールブックがネットで生中継したインタビューで「需要が十分にあれば50年債を発行する」と表明。「50年債がうまく行けば、100年債について検討するだろう」と述べた。超長期債を発行する可能性については、2年前に検討を始めたと明らかにした。

現在の米国債の最長年限は30年。

トランプ米大統領は11日、政府債務の金利負担を軽減するために、連邦準備理事会(FRB)に政策金利をマイナス圏まで引き下げるよう要求している。[nL3N2622ZB]

FRBは来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利下げを実施するとみられている。

欧州中央銀行(ECB)は12日の理事会で、市中銀行が余剰資金をECBに預け入れる際の適用金利である預金金利を現行のマイナス0.4%からマイナス0.5%に引き下げた。

これを受けてトランプ氏は欧州の人々は「お金をもらって」資金を借り入れている一方で、FRBは「ただひたすら手をこまねいている」と批判した。

ムニューシン氏はマイナス金利について問われ、「低金利は経済成長にとって好ましい」が「マイナス金利については、経済成長にとって好ましいかどうか不確かだ。マイナス金利は銀行業にとっては悪いもので、健全な銀行業なしに経済成長を果たすのは難しい」と指摘した。

同氏はまた、ECBの金融緩和によって米国債への資金流入が増えると予想。米10年債に「大量の資金流入」があるだろうと語り、その結果、米国債利回りがさらに低下し、低金利で超長期の借り入れをするさらなる動機付けになるかもしれないとの見方を示した。

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