[ワシントン 14日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が14日に発表した2021年12月の鉱工業生産指数は、製造業生産指数が市場予想(0.5%上昇)に反し前月比0.3%低下した。世界的な半導体不足が続く中で自動車生産が減少した。
11月は0.6%上昇していた。12月の前年同月比は3.5%上昇した。
第4・四半期(10─12月)は前年同期比4.9%上昇。第3・四半期(7─9月)は同4.0%上昇していた。
12月は自動車が1.3%低下。11月は1.7%上昇していた。
鉱工業生産は0.1%低下。11月は0.7%上昇していた。公益業が1.5%低下した。鉱業は2.0%上昇だった。
第4・四半期の鉱工業生産は4.0%上昇。第3・四半期は3.5%上昇していた。
12月の設備稼働率は製造業が0.2%ポイント低下の77.0%。鉱工業全体の稼働率は0.1%ポイント低下し76.5%となり、1972年─2020年の平均を3.1%ポイント下回った。
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