[16日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀が16日発表した6月の連銀業況指数はマイナス3.3と、前月のプラス2.6から低下した。低下は3カ月連続で、マイナス圏に陥るのは2020年5月以来初めて。新規受注が2年ぶり低水準に落ち込んだことなどで、ロイターがまとめたエコノミスト予想中央値のプラス5.5を大きく下回った。
新規受注指数はマイナス12.4と、前月のプラス22.1から急落。
業況6カ月予測はマイナス6.8と、前月のプラス2.5から低下し、08年2月以来の低水準を付けた。
一方、支払い価格指数はプラス64.5と、前月のプラス78.9から低下。21年2月以来の水準に低下し、物価上昇が緩和している兆候が示された。
また、設備投資の6カ月予測は11.7と、前月の9.6から上昇した。
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