March 4, 2020 / 6:16 PM / 25 days ago

米ISM非製造業指数、2月は1年ぶり高水準 肺炎懸念でも底堅く

米供給管理協会(ISM)が4日発表した2月の非製造業総合指数(NMI)は57.3と、2019年2月以来、1年ぶりの高水準となった。ハリウッドで2月撮影(2020年 ロイター/MIKE BLAKE)

[ワシントン 4日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が4日発表した2月の非製造業総合指数(NMI)は57.3と、2019年2月以来、1年ぶりの高水準となった。新型コロナウイルスの感染が拡大する中でも米経済は依然、基調として底堅いことが確認された格好だ。

新型ウイルスによって金融市場では景気後退懸念が浮上し、米連邦準備理事会(FRB)は緊急利下げに踏み切る事態となった。市場予想は54.9だった。

1月は55.5だった。指数は50が景気拡大・縮小の節目となる。サービス業は米国の経済活動の3分の2以上を占める。

ISMは、非製造業における業況感や経済全般への見方は引き続き明るい一方、「大半の回答者が新型ウイルスやサプライチェーン(供給網)への影響を懸念している」と指摘した。

FRBは前日、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を0.5%ポイント引き下げ、1.00─1.25%にすると発表。金融危機真っ只中の08年以来初めて緊急利下げした。パウエルFRB議長は「新型ウイルスは経済活動に対するリスクとして台頭しつつある」と説明した。

急速に広がる新型ウイルスによって死亡者は3000人を超え、少なくとも9万人が感染した。被害は中国が中心だ。米国では9人が死亡。感染者は100人を超えた。

新型ウイルスによって供給網や輸出に混乱が生じる中、11年目に入った過去最長期間の米景気拡大が続かなくなると投資家は不安視している。サービス部門への打撃は主に輸送と観光産業からとみられる。

ISMが2日公表した2月の製造業景気指数は50を辛うじて上回った。複数の産業が新型ウイルスによる打撃を指摘した。

ただ今のところ、サービス業は大方、新型ウイルスの混乱を乗り切っているようだ。非製造業総合指数の内訳は、新規受注指数が63.1と、1月の56.2から上昇。1月に50を下回った受注残高は2月に持ち直した。雇用指数は55.6と、1月の53.1から上昇。6日発表の2月の雇用統計で雇用者数が好調に伸びるとの見方が強まる内容だ。輸出受注指数も好調に伸びた。

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