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米ISM非製造業指数、5月は改善も縮小続く

米供給管理協会(ISM)が3日発表した5月の非製造業総合指数(NMI)は45.4と、4月に付けた2009年3月以来、約11年ぶりの低水準からは改善したものの、景気拡大・縮小の節目となる50は依然下回った。フロリダ州マイアミで4月撮影(2019年 ロイター/MARCO BELLO)

[ワシントン 3日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が3日発表した5月の非製造業総合指数(NMI)は45.4と、4月に付けた2009年3月以来、約11年ぶりの低水準からは改善したものの、景気拡大・縮小の節目となる50は依然下回った。企業が事業を再開する中でも再雇用のペースは遅く、新型コロナウイルスの危機からの持ち直しに何年もかかるとの見方を後押しした。市場予想は44.0だった。

4月は41.8と、2009年12月以来初めて50を割り込んだ。

サービス部門は米経済の3分の2以上を占める。

1日に発表された5月の製造業景気指数は、11年ぶりの低水準を付けた4月から改善した。最近の景況感指標は、新型ウイルスによる景気の落ち込みが底を打ったことを示唆する。

第1・四半期米国内総生産(GDP)は年率で前期比5%減と、07─09年の景気後退(リセッション)期以来の大幅なマイナスとなった。第2・四半期の市場予想は最大40%減と、1930年代の世界大恐慌以来の落ち込みとなる見込みだ。

5月の内訳は新規受注指数が41.9と、統計を開始した1997年以来の低水準を付けた4月の32.9から改善。雇用指数は31.8と、1997年以来の低水準だった4月の30.0から小幅な改善にとどまった。労働市場が低迷していることを示唆する。

労働市場の低迷は5日発表の5月の雇用統計で鮮明に表れる見込みだ。5月の雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数が前月から800万人減。4月は2053万7000人減少していた。失業率は第二次世界大戦後では最も高い19.7%を付ける見通し。4月は14.7%だった。

オックスフォード・エコノミクスの主任米国エコノミスト、オレン・クラチキン氏は「今後は大幅な下振れリスクをはらんでいる。深刻な需要崩壊や供給網の混乱、金融情勢の逼迫化、新型コロナ感染第2波への懸念などが力強い回復の可能性を最小限に抑えている」と述べた。

*内容を追加しました。

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