January 29, 2020 / 4:45 PM / a month ago

米財貿易赤字、12月は8.5%増 輸入が増加

[ワシントン 29日 ロイター] - 米商務省が29日公表した2019年12月の財(モノ)の貿易赤字(速報値)は8.5%増の683億3200万ドルだった。輸入の増加が輸出の小幅な増加を上回った。ただ貿易は依然として、第4・四半期の国内総生産(GDP)を押し上げる方向に働いたとみられる。

輸入が減る中、モノの貿易赤字は11月まで3カ月連続で縮小していた。

19年全体の貿易赤字は13年以来初めて縮小する見込みだ。エコノミストは、18カ月間続く米中貿易摩擦をはじめとするトランプ政権の「米国第一主義」政策によりモノの流れが抑制されたと指摘する。輸入の減少は顕著だ。

米中は今月、第1段階の合意に署名したものの、米国は3600億ドル規模の中国製品への関税を維持している。中国からの輸入の約3分の2に相当する。

12月のモノの輸入は2.9%増の2053億1500万ドルだった。11月は1.3%減少していた。12月は産業用資材と食品、消費財、資本財の輸入が増えた。一方、自動車・同部品は減少した。

モノの輸出は0.3%増の1369億8300万ドルだった。11月は0.8%増加していた。12月は産業用資材と資本財が増えた。一方、消費財や自動車・同部品は減少した。食品は横ばいだった。

モノの貿易赤字は12月に大幅に拡大したが、第4・四半期全体では前期から縮小したとみられる。貿易はGDPの押し上げ要因となりそうだ。

貿易は第3・四半期にGDPを0.14%ポイント押し下げる方向に働いた。第3・四半期GDPは年率で2.1%増だった。アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPナウ」によると、第4・四半期のGDP伸び率見通しは年率1.9%増となっている。第4・四半期は貿易がGDPを押し上げる一方、在庫投資が前期から鈍化する見込みだ。

米商務省がこの日公表した19年12月の小売在庫は前月から横ばいだった。11月は0.8%減少していた。12月は自動車・同部品が横ばいだった。11月は1.8%減少していた。GDPの算出に用いられる自動車・同部品を除く小売在庫も横ばい。11月は0.3%減だった。卸売在庫は0.1%減。11月は0.1%増加していた。

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