March 5, 2020 / 3:58 PM / 3 months ago

米失業保険申請件数が減少、新型ウイルス懸念でも労働市場底堅く

[ 5日 ロイター] - 米労働省が5日公表した2月29日終了週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比3000件減の21万6000件だった。市場予想は21万5000件だった。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中でも労働市場が底堅さを保っていることを示唆した。新型ウイルスによって金融市場は混乱し、米連邦準備理事会(FRB)は緊急利下げに踏み切った。

前週の数字は改定なしの21万9000件だった。

失業保険申請件数は労働市場の現状を映し出す指標で、新型ウイルスの経済への影響を測るために注視されている。

労働省によるとアラバマ州とミシガン州、米領プエルトリコは推計値を出した。

労働市場の動向をより正確に反映するとされる4週間移動平均は前週比3250件増の21万3000件だった。

新型ウイルスによる死者は3000人を超え、少なくとも9万人が感染。被害の大半は中国国内で、米国では11人が死亡、感染者は100人を超えた。

感染拡大を受け供給網は混乱に陥り、輸出が抑制されるほか、輸送や娯楽、宿泊サービスの需要が減るとみられている。市場は、11年目に入った過去最長期間続く米景気拡大が終わることを不安視している。

FRBは3日、政策金利の誘導目標を0.5%ポイント引き下げ1.00─1.25%とした。2008年の金融危機以来の緊急利下げだった。パウエルFRB議長は米経済の基礎的条件は底堅いとした上で、「新型ウイルスは経済活動に対するリスクとして台頭しつつある」と述べた。

今回の申請件数は6日に発表される2月の雇用統計と調査期間が重なっておらず、関連性はない。雇用統計の市場予想は非農業部門の雇用者数が前月から17万5000人増。1月は22万5000人増だった。失業率は横ばいの3.6%との見方だ。

FRBが4日に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、労働市場の逼迫を理由に雇用の伸びが抑制された。一部の地区では製造業と小売業、輸送業の労働需要が減った。

失業保険受給者総数は2月22日までの週に7000件増の172万9000件だった。4週間移動平均は7500件減の172万1250件だった。

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