March 12, 2020 / 6:35 PM / in 3 months

UPDATE 1-米失業保険申請件数、前週から予想外に減少

* 米新規失業保険申請件数は211,000件(予想:218,000件)=労働省

* 米新規失業保険申請件数4週間移動平均は214,000件=労働省

* 米失業保険受給総数172.2万件(予想:)=労働省 (内容を追加しました)

[ワシントン 12日 ロイター] - 米労働省が12日公表した7日終了週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比4000件減の21万1000件と、市場予想の21万8000件より少なかった。新型コロナウイルスの感染拡大で供給網が混乱しているほか、一部のモノやサービスの需要が減る中で企業は一時解雇に動くとみられ、向こう数週間は失業保険申請が増える可能性がある。

前週の申請件数は当初発表の21万6000件から21万5000件へ改定された。

申請件数は2週連続で減っている。失業保険申請件数は労働市場の現状を映し出す指標であり、新型ウイルスの経済への影響を測るために注視されている。新型ウイルスの感染拡大で金融市場は混乱し、景気後退懸念が浮上した。米連邦準備理事会(FRB)は金融危機以降初めてとなる緊急利下げに踏み切った。

オックスフォード・エコノミクスの主任米エコノミスト、ナンシー・ファンデン・ホーテン氏は「新型コロナウイルスの副次的影響が一時解雇の増大に現れ始めるのは時間の問題だ」と述べた。

労働省によるとアラバマ州のみ推計値を出した。

労働市場の動向をより正確に反映するとされる4週間移動平均は前週比1250件増の21万4000件だった。

新型コロナの感染拡大が深刻なワシントン州の失業保険申請件数は調整前でやや増加した。

世界保健機関(WHO)は11日、新型ウイルス感染が「パンデミック(世界的な大流行)」に相当するとの見解を示した。

新型ウイルスによって飛行機を中心とした交通機関のほか、娯楽や旅行、宿泊サービスの需要も減っている。こうした産業では既に解雇に動いたと報告する企業もある。

原油安に伴いエネルギー部門の企業も打撃を受けている。原油は、産油国サウジアラビアとロシアの価格競争によって値下がりが加速した。

FRBは先週、政策金利の誘導目標を0.5%ポイント引き下げ、1.00─1.25%とした。金融市場は17ー18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で最大75ベーシスポイント(bp)の利下げを完全に織り込んでいる。

金融市場は新型ウイルスによって、11年目に入った過去最長期間続く米景気拡大が終わるとみている。今年上半期の成長率見通しは約1%だ。19年の成長率は2.3%だった。

6日に発表された2月の米雇用統計では雇用者数が27万3000人増と、1月と同じペースで伸びた。18年5月以来の大幅な伸びとなる。失業率は0.1%ポイント低下の3.5%だった。

失業保険受給者総数は2月29日までの週に1万1000件減の172万2000件だった。4週間移動平均は5250件増の172万7500件だった。

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