May 25, 2020 / 2:17 AM / 2 months ago

米リベラル団体、経済閣僚ポスト巡りバイデン氏に圧力

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領に対し、リベラル団体が公平性を重視する人物を経済閣僚に起用するよう圧力をかけている。

「リボルビング・ドア・プロジェクト」「デマンド・プログレス」といったリベラル団体のトップは、バイデン氏が大統領選で勝利した場合に税制、規制、景気対策の監視、市場対策などを担当するポストにふさわしい候補者のリストを提示する方針を表明。公平な景気回復を促す、公共心に富んだ人材を起用し、企業寄りの経済対策を回避すべきだと訴えている。

一部のリベラル派は、人選を巡りすでにバイデン陣営と非公式に接触。左派のサンダース上院議員などと設立した作業部会を通じて、バイデン氏への働き掛けを強めていく方針を示している。

関係者によると、すでに30前後のリベラル団体がこうした活動に関与している。

一部のリベラル派は、バイデン氏がウォール街寄りであると批判。金融規制の緩和を主張したサマーズ元財務長官が同氏の非公式な経済助言役を務めていることを問題視している。

副大統領時代に経済顧問を務めたジャレッド・バーンスタイン氏、ワシントン公平成長センターのヘザー・ブーシェイ所長、リチャード・コードレイ元消費者金融保護局長といった人物のほうが、左派寄りで格差の問題を重視しており、リベラル派の支持を得やすいと見られている。

バイデン陣営はコメントを控えている。

またリベラル派からは、財務長官には左派のウォーレン上院議員やマークレイ上院議員が適切ではないかとの声も出ている。

他の候補としては、ラスキン元財務副長官、ブレイナード連邦準備理事会(FRB)理事、ゲンスラー元商品先物取引委員会(CFTC)委員長、経済学者のジョゼフ・スティグリッツ氏、ロバート・ライシュ氏、ポール・クルーグマン氏、ジェフリー・サックス氏がリベラル派の支持を得られる可能性がある。

人選作業に詳しいある民主党幹部は、バイデン氏が大手金融機関のトップを重要なポストに起用することは難しいだろうと指摘。リベラル派との不必要な争いを招く恐れがあると話している。

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