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米共和党大会でのポンペオ国務長官演説、法令違反との指摘

 8月25日、ポンペオ国務長官が、共和党の党大会でビデオ演説を行ったことに対し、野党民主党からは国務省の内規に反しており、法律にも違反している可能性があるとの批判が出ている。 写真はホワイトハウスで撮影(2020年 ロイター/KEVIN LAMARQUE)

[ワシントン 25日 ロイター] - ポンペオ国務長官が25日、共和党の党大会でビデオ演説を行ったことに対し、野党民主党からは国務省の内規に反しており、法律にも違反している可能性があるとの批判が出ている。

ポンペオ氏はエルサレムで収録した演説でトランプ大統領の外交政策を称賛。トランプ氏は中国共産党の「略奪的野心」を暴き、過激派組織「イスラム国」(IS)を倒し、北朝鮮の脅威を緩和したと述べた。

これに対して任命された役職を党派的な目的のために利用しないという数十年来の慣習を破ったとの指摘が出ている。

下院外交委員会の監視・調査小委員会のカストロ委員長(民主党)はビーガン国務副長官に書簡を送り、ポンペオ氏が党大会で演説したのは「極めて異例で恐らく前例がない」とし「法令に違反している可能性がある」と指摘した。

国務省当局者は記者団に、ポンペオ氏は個人としての立場で演説したとし、同省の職員や資金は関わっていないと説明した。

ブッシュ政権時代にライス国務長官の下で法務部門を統括したジョン・ベリンジャー氏によると、連邦職員の政治活動を禁じた「ハッチ法」に違反しない場合でも、政治任用された高官による党派的活動は同省でかなり前から禁止されてきた。これには党大会への出席も含まれるという。

ポンペオ氏は職員に対し、公私にかかわらず政治活動への参加を控えるよう指示しており、今回の演説はこれにも違反しているもようだ。

カストロ委員長は書簡で、ポンペオ氏はハッチ法に違反した可能性があると指摘、9月1日までにカストロ氏が提出した質問に答え、議員にも説明するよう副長官に要請した。

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