July 31, 2019 / 4:53 AM / 4 months ago

米民主党2回目討論会、サンダース氏らのリベラル派政策巡り対立

[デトロイト 30日 ロイター] - 来年の米大統領選に向けた2回目の民主党候補者討論会がデトロイトで行われた。初日の30日はリベラル派のバーニー・サンダース上院議員とエリザベス・ウォーレン上院議員が、より穏健派の候補から批判を浴びるなど候補の間でイデオロギーの違いが浮き彫りになった。

 7月30日、来年の米大統領選に向けた2回目の民主党候補者討論会がデトロイトで行われた。写真は30日にデトロイトで撮影(2019年 ロイター/Rebecca Cook)

候補者らは共和党のトランプ大統領を打ち破る緊急性を強調することでは団結を示したものの、医療保険や移民などの問題を巡っては互いの立場について非難合戦を繰り広げた。

今回の討論会が初めての参加となったモンタナ州のスティーブ・ バロック知事は、先月マイアミで行われた初回討論会で候補者らが過剰にリベラルだったと切り出した。「われわれが民意を反映し、生活を支援すると国民に理解してもらうよりも、望ましい経済状況を示して点数稼ぎをしたり、互いに競り勝つことに関心があるようにみえた」と指摘した。

議論はすぐさま医療保険制度の今後に焦点が移り、国民皆保険制度「メディケア・フォー・オール」を採用すべきかを巡り意見が対立した。

リベラル派が推進する同制度を批判してきた元下院議員のジョン・ディレイニー氏は「民主党がなぜ人々から何かを奪う党にならなければいけないのか」と問い、同制度は民間保険を排除するもので支持するべきではないとの見解を示した。

ウォーレン氏とサンダース氏を指し、「国民の半分にあなたの医療保険は違法だと言っている」と述べた。

ウォーレン氏はディレイニー氏の発言を遮り、同案の正当性を主張。「われわれは誰からも医療保険を奪おうとしていない。それは共和党がしようとしていることだ」と指摘した。

同案を上院に提出したサンダース氏は「医療保険は人権であり、特権ではない。私はそれを信じており、そのために戦う」と語った。

候補らは移民政策を巡っても、不法入国者の扱いなどで対立。バロック氏は「すべてを合法化する必要はない」との考えを示した。一方、ウォーレン氏は「合法移民を拡大する必要がある。(幼少時に親と共に不法入国した)ドリーマーだけでなく、米農家で働いてきた人々やビザが切れて不法滞在となった学生などにも市民権取得の道を開く必要がある」と語った。

討論会は2日間の予定で31日も行われる。両日ともそれぞれ10人の候補が参加。31日にはジョー・バイデン前副大統領やカマラ・ハリス上院議員が登壇する。

次回9月と10月の討論会では参加基準がより厳しくなるため、今回の討論会は多くの候補にとって最後の機会となる可能性がある。

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