[21日 ロイター] - 調査会社エジソン・リサーチによると、21日実施された米連邦議会下院のバージニア州補欠選挙は、民主党のジェニファー・マクレラン候補が、トランプ前大統領を支持する共和党のレオン・ベンジャミン候補に勝利した。同州では初めての黒人女性の下院議員となる。
ベンジャミン氏は2020年と22年に続き同選挙区から立候補したが、議席を獲得できなかった。
補欠選挙は、昨年11月8日の中間選挙で当選したドン・マクイーチン氏(民主党)が11月28日に死去したことに伴い行われた。同氏は中間選挙でベンジャミン氏を得票率65%─35%の差で破り、今年1月3日に招集された下院で4期目を務めるはずだった。
マクレラン氏は元企業弁護士で、マクイーチン氏から指導を受けた。
この選挙区はバージニア州の州都リッチモンドを含む州南部にあり、民主党の地盤と考えられている。
補欠選挙の結果、下院は共和党が222議席、民主党が213議席となり、両党の差が縮まる。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」