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米民主バイデン氏とウォーレン氏、人種問題でブルームバーグ氏攻撃

 11月の米大統領選の民主党候補指名争いで苦戦している穏健派のバイデン前副大統領と急進派のウォーレン上院議員は2月13日、人種問題を巡ってまだ選挙戦に本格参戦していないブルームバーグ前ニューヨーク市長(写真)への攻撃を強めた。ノースカロライナ州で撮影(2020年 ロイター/Jonathan Drake)

[ワシントン 13日 ロイター] - 11月の米大統領選の民主党候補指名争いで苦戦している穏健派のバイデン前副大統領と急進派のウォーレン上院議員は13日、人種問題を巡ってまだ選挙戦に本格参戦していないブルームバーグ前ニューヨーク市長への攻撃を強めた。

バイデン氏はブルームバーグ氏の過去の人種差別的な行為を取り上げ、この件について同氏と議論すると表明。ウォーレン氏は、「レッドライニング(特定警戒地区指定)」として知られる差別的な住宅政策をブルームバーグ氏が擁護していたと批判した。

バイデン氏はABC番組で「レッドライニングから、(警察が通行人を呼び止め所持品検査を行う)ストップ・アンド・フリスクまで、ブルームバーグ氏と全て議論するつもりだ」と述べた。

ウォーレン氏は、ブルームバーグ氏のレッドライニングについての姿勢を批判し、「ブルームバーグ氏のように嘘をつくのではなく、差別という恥ずかしい遺産に直面する必要がある」とツイッターに投稿した。

ストップ・アンド・フリスクは、治安対策として警察が通行人を呼び止め、違法な武器などを所持していないか検査する行為だが、黒人やヒスパニック系の人々が呼び止められる回数が白人よりもずっと多いとの指摘がある。また、2013年には、マイノリティー人種の権利を侵害しているとして、違憲判決が下された。

ブルームバーグ氏はニューヨーク市長時代に、ストップ・アンド・フリスクが犯罪を減らすことに役立ったとして、支持する姿勢を示していたが、昨年大統領選への出馬を表明する直前、こうした考えは間違っていたと認め、謝罪した。

ブルームバーグ氏はこの日、ノースカロライナ州のウィンストン・セーラムで支持者を前に演説を行い、トランプ氏への批判を強めた。トランプ氏を「思った以上に悪い」と述べ、「私はニューヨーク出身で、ニューヨークの悪者にどのように対処すればいいかが分かっている。トランプ氏を恐れてはいない」と強調した。

集会に参加した有権者の一部からは、民主党はトランプ氏に打ち勝てる穏健派候補者が必要だとの声が聞かれた。討論会でさえず、早くも正念場を迎えるバイデン氏の代わりとなる穏健派候補を探す必要があるとの指摘も出ている。

ある黒人の有権者は、ストップ・アンド・フリスクを巡りブルームバーグ氏への懸念はまだあるが、同氏の謝罪は誠意があったと述べ、ブルームバーグ氏ならトランプ氏を負かせることが可能かもしれない、とコメントした。

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