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米大統領選の両候補がそれぞれ対話集会、同時刻にテレビ中継

[マイアミ/フィラデルフィア 15日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補トランプ大統領と民主党候補バイデン前副大統領は15日、中止となった第2回候補者討論会に代えて、それぞれがタウンホール形式の集会を行った。異なるテレビ局で同じプライムタイムに放送され、ステージを別にしながらも激突する格好となった。

バイデン氏は米ABCテレビで放送されたフィラデルフィアでのタウンホールでトランプ氏の新型コロナウイルス流行への対応を改めて批判。トランプ氏が自身のコロナ感染の症状について「米国民がパニックになると心配して誰にも言わなかったと主張しているが、パニックになったのは米国民ではなくトランプ氏だ」と強調した。

トランプ氏は米NBCテレビで放送された対話集会で、後に参加者の多くのコロナ感染が判明することになった、エイミー・バレット氏の最高裁判事指名を発表する式典をホワイトハウスで開いたことの正当性を主張。

「私は大統領で、人々に会う必要がある、地下にこもっているわけにはいかない」と述べ、バイデン氏がコロナ流行を受けて何カ月も遊説を行わなかったことを暗に批判した。

第2回討論会は15日に予定されていたが、トランプ氏が今月初めにコロナに感染したことを受け、討論会の実行委員会はバーチャル形式に変更することを決め、トランプ大統領が参加を拒否した。最後となる第3回討論会は予定通り22日に行われる見通し。

トランプ氏は優勢にあるバイデン氏の追い上げに躍起になっている。ロイター/イプソスの調査によると、全米の支持率でバイデン氏はトランプ氏に大きくリードしているが、激戦州ではそれほどの大差は開いていない。

15日に期日前投票が始まったノースカロライナ州の投票所では長い行列が見られた。ジョージア、テキサス両州では今週、過去最多の有権者が投票所で期日前投票を行った。

トランプ、バイデン両氏は今週、激戦州を重点的に遊説している。トランプ氏はフロリダ、ペンシルベニア、アイオワの各州で集会を開き、バイデン氏はオハイオ、フロリダ両州を回った。

バイデン氏の陣営は15日、バイデン氏や副大統領候補カマラ・ハリス上院議員の同行者のうち3人がコロナ検査で陽性判定が出たと発表。ハリス氏の側近1人も含まれており、同陣営によると、ハリス氏は濃厚接触はしていないが、予防的に週内に予定される遊説活動を取りやめた。

同陣営はまた、バイデン氏がコロナ検査で後に陽性が確認された航空会社従業員と同じ航空機で移動したと明らかにしたが、密接な接触がなかったため遊説予定に変更はないとした。

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