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米大統領選、トランプ・バイデン両氏とも激戦州で遊説

[ヒッコリー(米ノースカロライナ州)/フィラデルフィア 1日 ロイター] - 米大統領選まで残すところあと2日となった1日、再選を目指すトランプ大統領はアイオワやミシガンなど激戦が見込まれる各州で遊説し、支持を訴えた。野党・民主党の候補バイデン前副大統領は、重要州ペンシルベニアで支持者らに投票を呼び掛けた。

11月1日、米大統領選まで残すところあと2日となり、再選を目指すトランプ大統領はアイオワやミシガンなど激戦が見込まれる各州で遊説し、支持を訴えた。写真はミシガン州のオークランド郡空港に到着したトランプ米大統領(2020年 ロイター/Carlos Barria)

1992年のジョージ・H・W・ブッシュ元大統領(共和党)以来となる現職が敗れる事態を回避しようと、トランプ氏は1─2日に計10の集会を開く過密スケジュールを予定。1日に当たり5集会をこなし、ノースカロライナやジョージア、フロリダ州なども回る計画だ。

世論調査ではバイデン氏がリードしているものの、勝敗を左右する激戦州では接戦が見込まれ、トランプ氏が勝利に必要な選挙人の過半数(270人)を獲得する可能性もある。

トランプ氏はミシガン州デトロイト北部のワシントンで、小雪がちらつく中、オーバーコートをまとい、トレードマークである「米国を再び偉大に」と書かれた赤い帽子をかぶって、この日最初の集会に登場。支持者らに対し、投票に行くよう呼び掛けた。

トランプ氏は、2016年のミシガン州での勝利を再現すると予想。同州の重要産業である自動車業界の雇用創出に向けた自身の取り組みをアピールした。

「われわれは、あなた方の自動車産業を復活させた。あなた方の自動車産業は終わっていた。何も残っていないかっただろう」と述べた。

ミシガン州の自動車生産部門の雇用はトランプ氏の就任以降、約5000人減少、自動車部品生産部門は約1万3000人減少している。

アイオワ州ダビュークでは、農業従事者らを前に支持を呼び掛け、4年前と同様に同州で勝利すると予想した。

バイデン前副大統領はこの日、出身地のペンシルベニア州を再び訪問。フィラデルフィアの教会の駐車場で行ったドライブイン集会で「われわれの民主主義を勝ち取らなければならない。われわれは転換点を迎えている」とし、投票に行く重要性を訴えた。

さらに「トランプ大統領はペンシルベニアで何が起こるか恐れている。あなた方が意思を示せば、勝つ見込みがないことが分かっている」と指摘。「(選挙まで)あと2日しかないが、この2日間で、われわれは、発足当初から米国の分断をあおってきた現政権を終わらすことができる」と呼び掛けた。

バイデン氏は2日も、ペンシルベニア州でイベントを予定しているほか、オハイオ州にも立ち寄る計画で、バイデン陣営が中西部の同州で勝ち目があると見込んでいることがうかがえる。

一方、バイデン氏は他のイベント会場に向かう途中で、トランプ氏支持者がテキサス州でバイデン陣営のバスに嫌がらせをしたことに関してトランプ氏がそれを助長するような発言をしたことを批判した。

テキサス州の高速道路で10月30日、トランプ氏を支持する旗を掲げた車列がバイデン陣営のスタッフを乗せたバスを取り囲んだ。その結果、バイデン陣営は予定していた2つのイベントの取りやめを余儀なくされた。

トランプ氏は31日、この出来事の動画をツイッターでリツイートし、「I LOVE TEXAS!(テキサスを愛している!)」と書き込んだ。

バイデン氏は記者団に対して「こんなことはこれまでに決してなかった。少なくとも、こうしたことが良いことだと考える大統領はこれまでにいなかった」と強く批判した。

米連邦捜査局(FBI)は1日、テキサス州でのこの出来事に関して捜査を開始したと明らかにした。

ロイター/イプソスが10月27─29日に実施した直近の調査によると、全国的な支持率はバイデン氏が51%で、トランプ氏の43%をリードしている。

フロリダ、ノースカロライナ、アリゾナ州では支持率が拮抗。ペンシルベニア州ではトランプ氏がバイデン氏を7%ポイント、ミシガン、ウィスコンシン両州では10%ポイント下回っている。

アイオワ州は接戦となっている。

*内容を追加しました。

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