March 11, 2020 / 1:04 AM / 20 days ago

米民主指名争い、バイデン氏躍進 サンダース氏は続行表明

[デトロイト/バーリントン(米バーモント州) 11日 ロイター] - 11月の米大統領選に向けて、野党民主党の候補を選ぶ予備選と党員集会が10日、6州で行われた。中道派のジョー・バイデン前副大統領は大票田の中西部ミシガン州含む4州を制し、指名獲得に大きく前進した。

米大統領選に向けて民主党の候補を選ぶ予備選と党員集会が10日、6州で行われれジョー・バイデン前副大統領が指名獲得に大きく前進した。写真は10夜、演説するバイデン氏。(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

一方、スーパーチューズデーに続いてバイデン氏にリードを許した左派のバーニー・サンダース上院議員は、形勢逆転とはならず厳しい状況に追い込まれたが、投票から一夜明けた11日、選挙戦の続行を表明した。

サンダース氏は記者団を前に、獲得代議員数でバイデン氏に後れを取っていることを認めながらも、トランプ大統領の打倒を目指すという重要な目標には引き続きコミットしていると強調。その目標を達成するためにどの候補が最適か、国民は15日夜の討論会で判断する機会を得ると述べた。両候補は15日にアリゾナ州フェニックスで初の1対1の討論会に臨む。

サンダース氏は、自身の反企業的な経済政策は依然として、将来を担う若者の間で支持が拡大しているとした一方、多くの民主党有権者はトランプ大統領を打倒できる可能性が最も高いのはバイデン氏だと考えていると指摘。「われわれはイデオロギー闘争には勝っているが、当選の可能性を巡る議論で負けている」と述べた。

10日夜にフィラデルフィアで演説したバイデン氏は、サンダース氏と同氏の支持者の熱意に謝意を示すとともに、「我々には共通の目標がある。我々はともにドナルド・トランプ氏を打ち負かす」と表明するなど、早くも11月の本選をにらみ党内の結束を訴えた。

ミシガン州では、集計率91%時点でバイデン氏の得票率が53%と、サンダース氏の37%を大きく上回った。バイデン氏は、ミズーリ州で60%、ミシシッピ州では81%を得票した。

ワシントン州は、3分の2強の集計が終わった段階で両者互角の戦い。ノースダコタ州はサンダース氏が勝利した。

エジソン・リサーチによると、獲得代議員はバイデン氏が786人、サンダース氏が645人となっている。指名獲得には1991人を獲得する必要がある。

<バイデン氏支持広がる>

バイデン、サンダース両氏とも、新型コロナウイルスに関するガイダンスに従い10日夜の集会を取りやめた。[nL4N2B40YA]

党内ではバイデン支持の機運が高まっている。2つの特別政治活動委員会(スーパーPAC)がバイデン氏への加勢に乗り出したほか、2月に指名争いから撤退した実業家のアンドリュー・ヤン氏がバイデン氏への支持を表明した。[nL4N2B40VK]

バイデン氏は、女性やアフリカ系米国人、45歳以上の有権者など幅広い層から支持を獲得した。

一方、サンダース氏の最も影響力のある支持者の一人であるオカシオコルテス下院議員は、今回の結果を重く受け止め「今夜はつらい夜だ」とソーシャルメディアでコメントした。

*内容を追加します。

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