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米上院選、共和党が多数派維持の見通し ねじれ議会続く

[ワシントン 4日 ロイター] - 米大統領選と同時に実施された上院選では、共和党が多数派を維持する見通しとなっている。メーン州で、共和党現職のスーザン・コリンズ氏が、民主党のサラ・ギディオン氏に予想外に勝利したほか、勝敗が決まっていない他の複数州でも共和党現職が民主党候補をリードしている。

11月4日、米大統領選と同時に実施された上院選では、共和党が多数派を維持する見通しとなっている。メーン州で、共和党現職のスーザン・コリンズ氏(写真)が、民主党のサラ・ギディオン氏に予想外に勝利した。メーン州バンゴーの選対本部で撮影(2020年 ロイター/Elizabeth Frantz)

民主党は選挙前に上院での過半数獲得が予想されていたが、4日午後の時点で、共和党現有議席を差し引きで1議席を奪うにとどまっている。

上院では現在、定数100議席のうち共和党が53議席で過半数を占める。大統領選で民主党候補のバイデン氏が勝利すれば、カマラ・ハリス氏が副大統領として上院議長を兼ねることから、民主党が上院の過半を握るには今回の改選で共和党から3議席を奪う必要がある。バイデン氏がトランプ氏に敗北すれば、4議席が必要になる。

4議席の結果がまだ判明しない中、アラスカ、ジョージア、ノースカロライナ州では共和党現職がリード。

一方、米テレビ局とエジソン・リサーチの速報によると、ミシガン州では民主党現職のゲイリー・ピーターズ氏が共和党のジョン・ジェームズ氏に勝利した。

議員再選が決まった共和党のマコネル上院院内総務はケンタッキー州のイベントで同党上院トップにとどまる可能性に言及。「ノースカロライナ州で勝利できれば私は引き続き(多数派の党として)攻撃側の調整役になる。現時点で攻撃側か守備側の調整役になるかは分からない」と述べた。

ジョージア州の上院補選は、共和党現職のケリー・ロフラー氏と民主党のラファエル・ウォーノック氏が1月5日の決選投票に進むことになった。マコネル氏によると、同州の別の議席も、共和党現職デービッド・パデュー氏と民主党のジョン・オソフ氏が決選投票に進む可能性があるという。パデュー氏は得票率で3%ポイント強リードしている。

民主党は、アリゾナ州とコロラド州で共和現職を破ったものの、アラバマ州で民主党現職ダグ・ジョーンズ氏が共和党候補に敗北し、獲得議席は差し引き1議席にとどまる。

また、敗北が予想されていた4人の共和党現職(アイオワ州のジョニ・アーンスト氏、モンタナ州のスティーブ・デインズ氏、サウスカロライナ州のリンゼー・グラム氏、テキサス州のジョン・コーニン氏)が再選を果たし、民主党の過半数獲得への道は一段と厳しくなっている。

共和党はカンザス州でもロジャー・マーシャル氏が民主党のバーバラ・ボリエー氏に勝利した。

ノースカロライナでは民主党のカル・カニンガム氏と争った共和党現職のトム・ティリス氏が勝利を宣言したが、結果はまだ発表されておらず、ティリス氏のリードはわずか2%ポイント弱となっている。州選管当局は、早くても、郵便投票の集計が終了する12日までは追加の開票結果は判明しないとしている。

バイデン氏が大統領選で勝利し、共和党が上院を制すれば、バイデン氏は医療制度の拡充や気候変動対策など自身の政策の大部分が阻止される可能性があり、厳しい状況となる。一方、トランプ氏が再選を果たした場合、同氏も、民主党が過半数を維持する下院で同様の課題に直面する。

*ミシガン州の速報やマコネル氏の発言など追加しました

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