[プノンペン 3日 ロイター] - カンボジアのフン・セン首相は3日、警察関連の式典で数千人の警官を前に演説し、来週に迫った米大統領選挙では共和党候補ドナルド・トランプ氏の勝利を望んでいると表明した。ロシアとの緊張緩和が望めるためという。
同首相は「トランプ氏が勝利すれば、世界はよい方向に変わる。トランプ氏はビジネスマンであり、戦争を望んでいない。ロシアのプーチン大統領とも友人になり得る」と述べた。
同首相は、民主党候補ヒラリー・クリントン氏とは、同氏が国務長官時代にカンボジアを訪問した際を含めて数回面会したことがある。同首相はクリントン氏については、オバマ米大統領にシリア空爆を助言したとして批判した。
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