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元米国務長官、トランプ氏の政策に警鐘 「世界は一層不安定に」

[ワシントン 12日 ロイター] - ジェイムズ・ベイカー元米国務長官は12日、上院外交委員会で証言し、米大統領選の共和党候補指名をほぼ確実にしたドナルド・トランプ氏が掲げる外交政策は世界情勢を一層不安定にするとの見解を示した。

トランプ氏はこれまでに、日本と韓国が自国の防衛のため核兵器保有を検討すべきとの考えを示しているほか、米国の北大西洋条約機構(NATO)との関係見直しを示唆している。

同委員会メンバーで、大統領選の共和候補指名争いから撤退したマルコ・ルビオ議員はトランプ氏の名前に言及しなかったものの、こうした外交政策についてベイカー氏の見解を求めた。

これに対し、ベイカー氏はNATOの力が弱まる、もしくは核兵器保有国がこれまでに以上に増加することになれば、世界は「より不安定な状態となるだろう」と回答。「われわれは現在多くの問題を抱えているが、実際にこうした状況に陥れば、これまで以上に膨大な問題に直面することになる」と語った。

さらに「私見では、核兵器保有国の数が増えれば、世界の不安定性は一段と高まる」とした。

同氏はレーガン政権で財務長官を、ブッシュ政権(第41代)で国務長官を務めた。

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