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バイデン氏が石油会社に非難の書簡、ガソリン価格高騰巡り

[ワシントン 15日 ロイター] - バイデン米大統領は15日、石油会社への書簡でガソリンの供給を増やしていないと非難を展開した。ロイターがコピーを確認した。

 6月15日、バイデン米大統領は、石油会社への書簡でガソリンの供給を増やしていないと非難を展開した。ロイターがコピーを確認した。写真は13日、ホワイトハウスで撮影(2022年 ロイター/Elizabeth Frantz)

この中で大統領は、利益のため石油精製を減らしていると石油会社を非難し、精製不足でガソリン価格が石油価格より早いスピードで上昇していると指摘。

「精製能力不足が価格上昇に対する政府の対策を不十分にし、消費者につけを回している」と強調した。

夏のドライブシーズンを前にガソリン価格が1ガロン5ドル超と過去最高に上昇したことを受け、大統領はここ数日石油会社への批判を強めている。

これまでは対ロシア制裁が石油価格上昇の主因としていたが、最近は批判の矛先を最高益を上げた主要石油会社に向けている。

ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、石油各社は供給を拡大して消費者のコストを削減する「愛国的義務」があると指摘した。

ホワイトハウス高官によると、書簡の対象はマラソン・ペトロリアム、バレオ・エナジー、エクソン・モービル、フィリップス66、シェブロン、BP、シェル。

国内の精製能力は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)時に不採算施設が閉鎖されたため2020年4月に日量1900万バレル弱でピークに達し、3月時点では日量1790万となっている。

製油所の稼働率は現在94%とフル稼働に近い状態にあり、バイデン氏の求めに迅速に応じる余地はほとんどないと石油各社は主張している。

シェブロンの戦略・持続可能性担当副社長ブルース・ニーマイヤー氏はこの書簡が公表される前の14日、シェブロンの製油所はフル稼働していると述べた。

バイデン氏は、グランホルム・エネルギー長官が石油会社の価格上昇への対応を話し合う緊急会議を計画していると説明。石油会社に対して、精製能力引き上げの「具体案」示し、過去2年間に能力を削減したとしたらその理由を説明するよう要請すると述べた。

関係者2人によると、石油会社幹部との緊急会議は21日までに開かれる。

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