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米当局、カスペルスキーや中国移動を「安保上の脅威」と認定

米連邦通信委員会(FCC)は25日、ロシアのセキュリティーソフト大手カスペルスキー、中国電信(チャイナ・テレコム)米州、中国移動(チャイナ・モバイル)インターナショナルUSAについて、国家安全保障に対する脅威と見なす通信機器・サービス業者のリストに追加した。写真は2017年10月、モスクワで撮影(2022年 ロイター/Maxim Shemetov)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦通信委員会(FCC)は25日、ロシアのセキュリティーソフト大手カスペルスキー、中国電信(チャイナ・テレコム)米州、中国移動(チャイナ・モバイル)インターナショナルUSAについて、国家安全保障に対する脅威と見なす通信機器・サービス業者のリストに追加した。

FCCは昨年、米通信ネットワークを保護するため2019年に制定された法律に基づき、華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)など中国5社を安全保障上の脅威に認定。カスペルスキーは今回、ロシア企業として初めてリストに入った。

米当局は17年にカスペルスキーの主力製品を連邦機関のネットワークから排除していた。同社は今回の決定について「根拠がなく、地政学的な情勢に対応したものだ」と失望を表明した。

ワシントンの中国大使館は、FCCが「中国の通信事業者に再び悪意を持って攻撃した」と非難した。

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