for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

米銀システムは強さ維持、地政学的リスクは監視=FRB報告書

5月6日、米連邦準備理事会(FRB)は公表の銀行監督報告書で、米銀の資本や流動性がしっかりした水準を続けており、資産の質も昨年下半期に改善したと指摘し、銀行システムの強さが続いていると評価した。写真は米銀行のロゴ(2022年 ロイター)

[ワシントン 6日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は6日公表の銀行監督報告書で、米銀の資本や流動性がしっかりした水準を続けており、資産の質も昨年下半期に改善したと指摘し、銀行システムの強さが続いていると評価した。ただ、ロシアのウクライナ侵攻が米銀セクターのリスクの可能性を高めているとも強調し、そうした地政学的な緊張から生じる混乱を米銀がいかにしのいでいるかを理解するため、FRBの監督当局は注意深く監視していくとも表明した。

ロシアに対する米銀の直接的な融資などは比較的限られているが、コモディティー相場のボラティリティーやサイバーセキュリティーリスクの増大など、セクターに影響し得る要因は幾つもある。

これと別にFRBは、米銀が大規模な投資ファンドにプライムブローカレッジ(ヘッジファンドが保有する株式を担保とする貸借取引)のサービスを提供することには「大きなリスク」が伴うとも警告した。FRBは米投資会社アルケゴスの投資失敗に絡む銀行の巨額損失に言及。銀行が極めて複雑で不透明な分野の仕事をしたいなら、しっかり用心することが必要だと指摘した。

FRBは「そうしたサービスを提供する銀行の安全性と健全性にとっては、強固なリスク管理が不可欠だ」とした。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up