January 3, 2020 / 10:51 PM / 22 days ago

米経済は「健全」、外部ショックに要注意=リッチモンド連銀総裁

米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は3日、米経済は「健全」であり、今後も拡大していくという認識を示す一方、米イランの対立激化といった外部ショックが引き続き成長の阻害要因になりかねないとして注意を促した。昨年5月撮影(2020年 ロイター/Ann Saphir)

[3日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は3日、米経済は「健全」であり、今後も拡大していくという認識を示す一方、米イランの対立激化といった外部ショックが引き続き成長の阻害要因になりかねないとして注意を促した。

総裁は「米経済は依然として健全で、最近の雇用関連統計の内容や年末商戦の支出ペースは心強い」と表明。連邦準備理事会(FRB)が昨年実施した3回の利下げが住宅や自動車といった高額消費財への需要を刺激していると評価した。

その一方で、直近の景気後退(リセッション)は予想外のショックが引き金になっているとも指摘。「世界的なリスクがそうした経済の『心臓発作』を引き起こす可能性は常にある。イランとの緊張拡大や国際経済の破綻を見れば一目瞭然だ」と語った。

さらに「今後新たな政策対応を決める前に(昨年の利下げの)効果を見極めたい」と述べ、経済見通しが大幅に変化しない限り、追加の金利変更を支持しない考えを示した。

短期金融市場については、昨年末に資金逼迫(ひっぱく)を回避できたことから、今後は長期的な安定化策の検討に集中できると指摘。「レポ市場やフェデラル・ファンド(FF)市場における流動性の創出に向け、FRBが何ができるのか考えることは意義深い」とし、常設のレポ取引の導入や流動性規制の調整といった対策を例に挙げた。

他のFRB当局者では、シカゴ地区連銀のエバンズ総裁がCNBCに対し、米経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は足元底堅く、今年の成長率は2ー2.25%程度になると予想。ただ貿易摩擦など通商政策に絡む不確実性が依然かなり根強いと指摘した。

サンフランシスコ地区連銀のデーリー総裁は、FRBが今後何年も低インフレ退治への取り組みを余儀なくされる恐れがあり、2%の物価目標達成に向け新たな政策枠組みが必要になり得ると述べた。

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