[ワシントン/コロニアル・ハイツ 24日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は24日、ロシアによるウクライナ侵攻は、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ方針の背景となる論理的裏付けを変えることはないとの見解を示した。ただ、世界市場やコモディティー価格への影響は慎重に見る必要があると述べた。
メリーランド州商工会議所に対するコメントで述べた。
米金利上昇の要因については「基礎的な需要が強い。労働市場はタイトで、インフレ率は高く広範囲に及んでいる」と分析した。
さらに、経済関連会合でロシアとウクライナの紛争が米経済に与える影響について、原油価格が引き続き上昇すればインフレを引き起こし、消費を冷え込ませ、米経済を圧迫するとの見方を示した。
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