October 24, 2018 / 8:57 PM / 22 days ago

米製造業者、関税の影響で値上げ=地区連銀経済報告

 10月24日、米FRBは地区連銀経済報告(ベージュブック)で、製造業者が関税を理由に値上げを行っていると指摘しつつも、インフレ動向については国内大半の地域で控えめか緩やかなもようとした。写真はワシントンのFRB本部。8月撮影(2018年 ロイター/Chris Wattie)

[ワシントン 24日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は24日に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、製造業者が関税を理由に値上げを行っていると指摘しつつも、インフレ動向については、国内大半の地域で控えめか緩やかなもようとした。

9月から10月半ばにかけて景気が「控えめから緩やか(modestly to moderately)」に拡大したとみられ、業界をまたいで労働力不足を訴える企業が相次いだと報告した。

企業は、トランプ米政権による中国との貿易摩擦や、他の主要な貿易相手国とのあつれきに懸念を示している。

ベージュブックによると「製造業者らは、必要に迫られて値上げしている」と報告。調査先は、鉄鋼など原材料の値上がりが価格を押し上げているとし「関税に起因する」と指摘した。

同時にインフレ圧力はそれほど高くないとの見方も示し、「すべての地区で物価は控えめから緩やかなペースで上昇し続けた」とした。

FRBは物価急騰を防ぐために今年3回利上げしており、12月に再び利上げする見通しだ。

トランプ米大統領は中国や欧州連合(EU)、カナダ、メキシコ、など多くの貿易相手国に輸入関税を課し、こうした国は米国製品に報復関税を課した。

ダラス地区の製造業者は「約60%が、今年に発表もしくは導入された関税が投入価格を押し上げた」と指摘。シカゴ地区では「さまざまな部門の小売業者が、消費者は2019年初めまでに輸入関税の影響を感じ始めるだろうと回答した」という。

貿易摩擦があるにもかかわらず、労働市場が引き締まっていることで雇用主は「熟練技術者や金融・販売専門員、建設・製造業の労働者、情報技術(IT)専門家、トラック運転手」などの職種で適切な人材を見つけにくい状況だとした。

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