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UPDATE 1-米経済見通し改善、物価圧力高まる=地区連銀報告
2017年11月29日 / 20:37 / 13日前

UPDATE 1-米経済見通し改善、物価圧力高まる=地区連銀報告

(内容を追加しました)

[ワシントン 29日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)は、米国経済が10月から11月半ばにかけ、控えめから緩やかなペースで拡大し、物価圧力も高まったとの認識を示した。

経済報告は「前回報告以降、物価圧力が強まった」と指摘。建材費用の上昇を指摘する地区が多く、輸送・製造業分野でコストが増加したとの報告も複数地区からあったという。FRBは数カ月間、物価上昇が緩慢であるとの見方を示してきたが、ここに来て変化がみられた。

経済見通しがやや改善し、労働市場が依然として引き締まっていることを示す兆しが一段とみられたとの報告もあった。

物価上昇圧力が一時的にみられたことは、物価の弱含みに対する不安を高めていたFRB当局者らにとって明るい材料となるかもしれない。

FRBが物価の目安として注目している指数は5年以上、目標とする2%を下回っている。また今年は大方、伸び率が縮小している。

物価が依然として全体的に弱いものの、経済成長が安定し失業率が低い中でFRBは12月に今年3度目となる利上げを決めるとみられている。

米商務省が29日に発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は3.3%増と、3年ぶりの大幅な伸びとなった。

ほとんどの政策当局者が、労働市場が最大雇用状態にあることを踏まえると、物価がはっきりと上昇するまで待つのではなく、金利を上げた方が良いとみているもようだ。

トランプ米大統領から次期FRB議長に指名されたジェローム・パウエル理事は28日、上院で開催された指名公聴会で、米経済は12月の利上げを後押しする状態にあると述べた。「12月の次回会合での利上げに向けて条件が整ってきた」と発言。

10月の失業率は17年ぶりの低水準に近づき、4.1%だった。ただ賃金の伸びは1年半超ぶりの低い伸びだった。

経済報告では、労働市場の引き締まりは広範に及んでいるとの見方が示された。賃金の伸びはほとんどの地区で控えめから緩やかなペースで伸びた。賃金の伸びが最も著しかったのは適任者が見つかりにくい職だった。

また、「雇用者が従業員をつなぎとめ、呼び込むためにボーナスや他の非賃金手当に署名する手段の活用を増やしたり、賃金を引き上げたりしていると、多くの地区が報告した」と指摘した。

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