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インフレ鈍化なら利上げ幅縮小の根拠=米アトランタ連銀総裁

米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、新たな経済指標でインフレの「明らかな」鈍化が示されれば、FRBが利上げ幅を0.75%ポイントから縮小する根拠になると述べた。2019年2月、ダブリンで撮影(2022年 ロイター/Clodagh Kilcoyne/File Photo)

[ワシントン 30日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は30日、新たな経済指標でインフレの「明らかな」鈍化が示されれば、連邦準備理事会(FRB)が利上げ幅を0.75%ポイントから縮小する根拠になるとの考えを示した。

ボスティック総裁はアトランタ地区連銀のウェブサイトに掲載されたエッセーで「引き締めが終わったとは考えていない。インフレ率は依然として高すぎる」と指摘。ただ、今後入手されるデータでインフレが減速し始めたことが明確に示されれば「利上げ幅を縮小する根拠になる」と述べた。

同時に、全体像はまだ不明瞭とし、インフレの道筋に注目する一方で、過度に積極的な利上げにリスクが伴うことにも留意したいと表明。「積極的すぎるのも臆病すぎるの共に望ましくない」との考えを示した。

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