[ワシントン 19日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は19日、世界経済が減速する可能性があることが、連邦準備理事会(FRB)が利上げを実施していく上で「慎重になる」理由になると述べた。
CNBCのインタビューに対し「夏から秋にかけて経済がどの程度、好調さを維持できるか確かめるのは容易でない」と述べた。
このほか、中立金利は2.5%近辺にあるとの見方を表明。FRBの利上げ幅について、75ベーシスポイント(bp)は視野に入っていないとしたほか、市場が機能し続ける限りFRBはバランスシートの縮小を継続すべきとの考えを示した。
また、今年の米経済成長率は3%近辺になるとし、リセッション(景気後退)を回避できる勢いがあるとの見方を示した。
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