[ジャクソンビル(米フロリダ州) 11日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は11日、住宅ローン金利や米国債利回りなどが上昇していることは、連邦準備理事会(FRB)のインフレ抑制に向けた確約がなお信頼されていることを示していると述べた。
ボスティック総裁はジャクソンビルのワールド・アフェアーズ・カウンシルで、「政策金利の0.25%ポイント引き上げで、30年物住宅ローン金利は2%ポイント動いた。これは驚くべき反応だ」とし、「金利や利回りの動きは、FRBがなお信頼されていることを示している」と述べた。
このほか、FRBは後手に回っていないとの認識を表明。FRBのバランスシートから1兆─2兆ドルの過剰流動性を取り除くことができるとの見方も示した。
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