August 20, 2018 / 7:34 PM / a month ago

米FRB、年内あと1回の利上げ見込む 世界情勢下向きリスク=アトランタ連銀総裁

[キングズポート(米テネシー州) 20日 ロイター] - ボスティック米アトランタ地区連銀総裁は20日、連邦準備理事会(FRB)の利上げ回数について、通商をめぐる緊張の高まりやこのところの世界情勢が米経済見通しに対する下向きリスクになる可能性があるとし、年内はあと1回の利上げが実施されるとの見方を変えていないことを明らかにした。

8月20日、ボスティック米アトランタ地区連銀総裁は連邦準備理事会(FRB)の利上げ回数について、通商をめぐる緊張の高まりやこのところの世界情勢が米経済見通しに対する下向きリスクになる可能性があるとし、年内はあと1回の利上げが実施されるとの見方を変えていないことを明らかにした。 写真は2016年10月、ワシントンのFRB(2018年 ロイター /Kevin Lamarque)

同総裁は記者団に対し「税制改革と財政支出を通した大規模な景気刺激が存在していることを踏まえると、リスクは均衡化している。これらはすべて上向きリスクだった。ただ現在はさまざまなことが起きており、これらが一部相殺される事態となっている」とし、「年初から、今年は3回の利上げが実施されるとの見方を持っていたが、こうした見方を変えていない」と述べた。

同総裁はこれまで、経済がアウトパフォームすれば年内4回目の利上げを支持することは厭わないとの立場を示したこともあった。ただ、世界的な通商戦争のリスクや、トルコリラ相場の急落などを受け、利上げ回数の基調的な見通しは変えていないと述べた。

ボスティック総裁は商工会議所主催の昼食会で、米政府の通商政策を巡る先行き不透明感で投資が抑制され、価格が急速に変動し供給網が阻害される恐れがある環境下では企業が資金拠出にコミットメントを示すことに消極的になっている可能性があると改めて指摘。こうしたことが米経済が直面する主要なリスクとなっているとの考えを示した。

ただ、2007─09年の金融危機・景気後退を受けFRBが導入してきた金融刺激策はもはや必要ではないと感じているとし、「われわれは(金融政策の)正常化に向け緩やかに動いており、今後もこの軌道から外れることはない」と述べた。

FRBは今年はこれまでに2回の利上げを実施。9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で今年3回目となる利上げを決定するとの見方が大勢となっている。

年内の利上げ回数のFRBのコア見通しはあと2回となっている。

ボスティック総裁は今年のFOMCで投票権を持っている。

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