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低金利の長期維持はリスク、雇用堅調でインフレ上振れも=セントルイス連銀総裁
2016年5月23日 / 11:06 / 2年前

低金利の長期維持はリスク、雇用堅調でインフレ上振れも=セントルイス連銀総裁

[北京 23日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、金利を長期間過度に低い水準に維持すれば将来的に金融を不安定にする恐れがあり、市場の利上げ観測が高まっていることは「おそらく良い」との考えを示した。

 5月23日、米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、国内労働市場が比較的タイトなためインフレに上振れ圧力がかかる可能性があり、利上げの確率が高まるとの見解を示した。米FRB本部、ワシントンで昨年12月撮影(2016年 ロイター/Kevin Lamarque)

また、国内労働市場が比較的タイトなためインフレに上振れ圧力がかかる可能性があり、利上げの確率が高まるとの見解を示した。

総裁は記者団に対し、現時点で金融不安定が心配されるような状況にはなくても「金利を長期間過度に低い水準に維持すれば、将来的に金融を不安定にする恐れがあると懸念している」と指摘した。

その上で、ほぼゼロに等しかった市場の利上げ観測が高まっている点はおそらく良いとし、「指標次第であり、100%確実でもないがゼロでもない。その中間というのが、現時点で正しい見方」とした。

同総裁はこれに先立ち、北京で開かれた金融フォーラムでの講演原稿で「労働市場は比較的タイトだ。これが先行きインフレ上振れ圧力となる可能性がある」と指摘。これは「政策金利の先行きに関する連邦公開市場委員会(FOMC)の見方を支持する重要な要因だ」との認識を示した。

FOMCでは指標次第で金利を「緩やかに正常化」することを打ち出していると指摘。景気が予想どおり進展すれば政策金利は数年かけて緩やかに上昇するとの見方を示した。

総裁はまた、米労働市場の状況は良いとし、利上げを一部後ずれさせた国外からの逆風は弱まっている可能性があるとの認識を示した。

その上で、ほぼ全ての分析からみて米労働市場は完全雇用状態か、それを超えていると指摘した。

ブラード総裁はフォーラムで、米労働市場は参加率は低いが循環的に堅調との見方を示した。

来月の国民投票で英国が欧州連合(EU)離脱を決める可能性について、FOMCの金利をめぐる決定には影響しないと述べた。

石油価格の低下については、米国にとっての総合的な影響としてはプラスだと語った。

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