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次回FOMCで50bp利下げは不要ーセントルイス連銀総裁=TV

6月25日、米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、7月の連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイントの利下げが必要だとは考えていないと述べた。シンガポールで昨年10月撮影(2019年 ロイター/Edgar Su)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は25日、7月の連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント(bp)の利下げが必要だとは考えていないと述べた。

同時に、米連邦準備理事会(FRB)は前週のFOMCで利下げに踏み切るべきだったと述べた。

ブラード総裁はブルームバーグTVとのインタビューで「現状を踏まえると、50bpの利下げは行き過ぎと感じる」とし、「50bpの利下げが必要な状況にあるとは考えていない。しかし、25bpの利下げには前向きになるだろう」と語った。

FRBは18─19日に開いたFOMCでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.25─2.50%に据え置くことを決定。ただ不確実性の増大などに対応するため年内に最大0.5%ポイントの利下げが実施される可能性があることを示唆した。ブラード総裁は利下げを主張し、政策決定に反対した。

ブラード総裁は7月に50bpの利下げを提言しない理由について、利下げは「保険的なもので、市場動向に配慮した通常の金融政策の調整にとどまるべきもの」とし、「大きな動きを取る必要があるとは考えていない」と述べた。

その上で、年末までに計50bpの利下げを予想した。

*内容を追加しました。

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