[ワシントン 28日 ロイター] - 米上院は28日、米連邦準備理事会(FRB)副議長にリチャード・クラリダ氏を起用する人事を69対26の賛成多数で可決した。
クラリダ氏は米資産運用大手パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)のマネジング・ディレクターで、コロンビア大学の経済学教授も務める。トランプ大統領が今年4月、次期副議長に指名していた。
上院はクラリダ氏のFRB理事への起用も承認した。
副議長としての任期は4年。クラリダ氏はパウエルFRB議長を支持する立場とみられており、緩やかな利上げを支持する中道派に近い。
クラリダ氏の承認により、定員7人で構成するFRB理事の空席は3人に減る。
トランプ大統領がこのほか理事に指名しているミシェル・ボウマン氏とマービン・グッドフレンド氏の2人は上院の承認待ちだ。
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