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米FRB、気候変動巡る国際連盟に正式加盟 共和党が反発も

米連邦準備理事会(FRB)は15日、各国中央銀行などで構成する「気候変動リスク等に係る金融当局ネットワーク(NGFS)」に正式加盟したと発表した。ワシントンのFRB本部で昨年3月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 15日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は15日、各国中央銀行などで構成する「気候変動リスク等に係る金融当局ネットワーク(NGFS)」に正式加盟したと発表した。

世界の主要中銀の中で加盟していないのは、FRBとインド準備銀行(中央銀行)だけだった。パウエルFRB議長は声明で「気候変動が金融システムに及ぼす影響を検証する最善の方法について理解を深める中、NGFS加盟の他の中銀などと引き続き協議を深めていきたい」とした。

FRBは長らく気候変動問題に関与してこなかったが、ここにきて方針を転換。金融安定に対する脆弱性を巡る定例検査に初めて気候変動による影響を盛り込んだほか、パウエル議長も気候変動を含むリスクに対する金融システムの耐久性を高めることはFRBが担う責務に合致するとの見解を示した。

ただ、米国では気候変動を巡る問題が政治化しており、先週には共和党議員47人がパウエル議長に書簡を送り、NGFSに加盟したり、 銀行ストレステスト(健全性審査)に気候変動を巡る項目を含めないよう要請。FRBのNGFS加盟に共和党が反発する可能性がある。

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