[ワシントン 31日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は31日、連邦準備理事会(FRB)がこれまでに実施した利上げがインフレを2%の目標に回帰させる上で十分だったかどうかを見極めるにはなお時期尚早で、政策の遅効性効果はまだ完全に感じられないという認識を示した。
朝方発表された2月の米個人消費支出(PCE)価格指数の伸びが鈍化したことを受け、コリンズ総裁はブルームバーグTVとのインタビューで「実際に必要な水準に至ったのかを評価するには、まだ日が浅い」と語った。
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