[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀が3日発表した「消費者期待調査」によると、住宅ローン金利が上昇する中、米国民のクレジットに対する需要はこの1年で予想通り低下した。また、申請承認比率も1年前と比べ低下した。
この12カ月でクレジットを申請した回答者のうち、承認された人の割合は37.7%で、2017年10月の41.3%から低下した。
調査対象者に占める申請割合は1年前の49%から47.8%に低下。6月の43%からは上昇した。
調査は4カ月ごとに実施されており、自動車ローンやクレジットカード、クレジットカード利用限度額引き上げ、住宅ローン、住宅ローン借り換えに関するデータを集めている。
今回は住宅ローン借り換え申請の却下が「著しく」増加。却下率の上昇は40歳以下の回答者がけん引した。