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米SF連銀総裁、9月利上げは0.50%「妥当」 0.75%も排除せず

 デイリー米サンフランシスコ地区連銀総裁は8月11日、インフレ統計など最近の経済指標を踏まえると、9月に50ベーシスポイント(bp)利上げするのが「妥当」と述べた。2019年10月、ロサンゼルスで撮影(2022年 ロイター/Ann Saphir)

[11日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は11日、インフレ統計など最近の経済指標を踏まえると、9月に50ベーシスポイント(bp)利上げするのが「妥当」としつつ、データ次第では75bpの可能性も排除しない姿勢を示した。ブルームバーグTVのインタビューで述べた。

最近のインフレ指標の改善について慎重に見極めたい意向を示し、9月20─21日の次回連邦公開市場委員会(FOMC)までに雇用とインフレに関するさらなるデータが得られると指摘した。

11日発表された7月の卸売物価指数(PPI)は前月比で予想外に低下。10日発表の同月の消費者物価指数(CPI)も前月比横ばいだった。

インフレ鈍化の兆しを受け、金利先物市場では9月の利上げ幅が50bpになるとの見方が高まった。

利上げペースが近く減速するとの見方から株式市場も上昇した。株価上昇は、利上げにより金融状況を引き締めインフレを抑制する連邦準備理事会(FRB)の取り組みの効果を一部打ち消す可能性がある。

デイリー総裁は「われわれは金融状況が緩むことを望んでいない」とし、金融状況を把握するために株式市場だけでなく、企業や消費者の借り入れコスト、急上昇している住宅ローン金利にも着目していると述べた。

また、現在の利上げサイクル終了後にほどなくして利下げが実施されると予想する市場の見方をけん制。「金利を非常に高い水準まで引き上げてから押し下げるという状況は想定していない。適切と見なす水準まで引き上げ、そこで維持することを考えている」と語った。

総裁は、景気とインフレを抑制するためには年内に金利を3.4%前後まで引き上げた上で来年も追加利上げが必要という見解を改めて表明。「インフレは高すぎる」と指摘した。

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