[25日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は25日、米国の雇用は新型コロナウイルス危機前の水準を依然として1000万人近く下回っており、労働市場はなお低迷しているとの見解を示した。
同総裁は、経済成長が今年に加速し、失業率の改善が見込まれるものの「まだ、勝利を手にしたといえる状況ではない。今年の終わりや来年になっても勝利は見えないだろう。われわれは職を求める米国民全ての雇用を確保し、人々が生活を取り戻せるようにしなければならない」と述べた。
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