March 1, 2018 / 8:01 PM / 7 months ago

米FRB、年内4回利上げでもペースなお「緩やか」=NY連銀総裁

[1日 ロイター] - ダドリー米ニューヨーク連銀総裁は1日、今年4回の利上げが行われた場合、それは依然「緩やか」な引き締めを意味する、との考えを示した。

サンパウロを訪問中のダドリー総裁は、減税措置と政府支出により財政政策は「かなり刺激的」になっており、利上げは引き続き必要になるとの確信を深めていると指摘。「(年内に)4回の利上げが実施されたとしても、(利上げペースは)なお緩やかなものになると考えている」と述べた。

そのうえで、連邦準備理事会(FRB)が過去に年8回の利上げを実施したことに言及し、こうしたぺースが「緩やかなペースでの利上げに代わるもの」との考えを示し、FRBが年4回の利上げを行ったとしてもその半分の積極性でしかないとの見解を示した。

ダドリー総裁はトランプ政権の減税措置と政府支出により、米国の財政赤字の国内総生産(GDP)に対する比率は2019年には約5%に達すると予想。こうしたことは長期的にはリスクとなるが、経済がトレンドを超えて成長し、FRBによる利上げが必要になるとの確信を一段と深める理由となるとし、「財政政策はかなり刺激的になりつつあるため、米経済成長に対する懸念はすでにかなり後退しているが、短期的には懸念は一段と後退する」との見方を示した。

また、1月の連邦公開市場委員会(FOMC)声明の利上げに関する部分に「一段と」との文言が追加されたことは、こうした確信を反映しているとの見方を示した。

FRBは失業は低下したもののインフレが低迷するなか、昨年は3回の利上げを実施。その後も「緩やかな」ペースでの利上げを継続するとの姿勢を示し続けており、FRBのパウエル議長は今週行った初の議会証言でこうした姿勢をあらためて表明した。

ダドリー総裁は今年の年央に退任する。

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