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米ボストン連銀、前総裁の投資に関する文書公開せず

米ボストン地区連銀の報道官は、ローゼングレン前総裁が昨年の金融商品への投資について倫理担当者と吟味したかどうかを示す文書を公開しないと述べた。2016年3月撮影(2021年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 20日 ロイター] - 米ボストン地区連銀の報道官は、ローゼングレン前総裁が昨年の金融商品への投資について倫理担当者と吟味したかどうかを示す文書を公開しないと述べた。

ローゼングレン氏を巡っては、同氏が4つのREIT(不動産投資信託)を保有し、米不動産市場のリスクに批判的な見方を公の場で示しているにもかかわらず、これらのREITや他の保有資産の売買を何回も行ったとブルームバーグが報道。その後の声明で個人の投資や取引はFRBの倫理規定に準拠しているとし、「残念ながらこういった許容範囲内の個人的な投資決定について疑問が多少出ているため、FRBの倫理指針に従う姿勢を明確にするために資産売却を決めた」と説明した。

ロイターはこの発言の根拠となるボストン地区連銀の法務担当者または倫理担当者による文書の公開を要請。ただ、同連銀の報道官は19日、電子メールで「そのような内部のやり取りを提供することはできない」とし、パウエル議長が指示した倫理規定の抜本的な見直しには全面的に協力するが、「偏見や混乱を招くことなく見直しが完全に進むように具体的な内容については公表しない」とした。

ロイターはダラス地区連銀にも同様の文書の公表を要請している。ダラス地区連銀の報道官によると、要請は法務担当者に届けられたという。

12地区連銀は連邦情報公開法(FOIA)が適用されない準民間団体であり、公開する文書を選択することができる。

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