September 6, 2018 / 11:03 PM / 2 months ago

UPDATE 1-米金利、中立水準を小幅上回る可能性=シカゴ連銀総裁

(内容を追加しました)

[6日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は6日、持続可能な成長軌道を維持し、インフレ率を目標近辺にとどめるため、米連邦準備理事会(FRB)は中立金利を小幅上回る水準まで金利を引き上げることが必要となる公算が大きいとの見解を示した。

この日公表された講演原稿で総裁は、現時点での見通しを踏まえると、政策金利をまず中立的な水準に戻し、その後中立水準を若干上回る水準にすることが必要となる可能性が高い、との考えを示した。

景気を冷やさず過熱もさせない金利水準の「中立金利」がどの水準かを巡りFRB当局者の間でも見解が分かれているが、現時点では2.0─3.5%とみられている。エバンズ総裁は2.75%が中立金利との見方を示している。

総裁は、インフレ率がFRB目標の2%を「容認し難いほど」上回れば、引き締めペースを上げる必要があるとの考えを示した。

逆に、トランプ政権の政策により貿易を巡る不透明感が継続したり、インフレ期待が後退した場合、FRBは利上げペースを落とす必要があるとの認識を示した。

FRBは今年に入り既に2回利上げを実施。2015年末に引き締め局面に入ってから合計7回利上げを行っている。

ただ、総裁は、中立金利がここ数十年の水準を下回っていることから、FRBが今後の景気低迷に対処することがより困難になると指摘。

大規模なディスインフレショックが経済への打撃となった場合、適切な利下げを行う政策余地は以前よりは少なくなるとの考えを示した。

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